Ubuntuにtreeコマンドをインストールしてディレクトリ構成を見やすく表示する方法

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Ubuntuを操作していると、「このディレクトリの中がどのような構成になっているのか、まとめて確認したい」と思うことがあります。

ファイルやディレクトリの一覧を確認するときは ls コマンドをよく使いますが、ディレクトリの階層構造まで視覚的に確認したい場合は tree コマンドが便利です。
今回は、Ubuntu 24.04 LTSに tree コマンドをインストールし、ディレクトリ構成をツリー形式で表示する方法を紹介します。
あわせて、表示する階層を指定する -L オプションや、結果をファイルへ保存する -o オプションについても紹介します。

treeコマンドとは?

tree は、ディレクトリやファイルの構成をツリー形式で表示するためのコマンドです。

例えば、次のようなディレクトリがあるとします。

project/
├── README.md
├── src/
│   ├── index.php
│   └── config.php
└── public/
    └── index.html

tree コマンドを使用すると、このようにディレクトリとファイルの親子関係を視覚的に確認できます。

「どのディレクトリの中に、どのファイルが入っているのか」を把握しやすいのが特徴です。

lsコマンドとの違い

Linuxでファイルやディレクトリを確認するときによく使用するのが ls コマンドです。

例えば、

ls

を実行すると、現在のディレクトリにあるファイルやディレクトリが一覧表示されます。

README.md  public  src

ls は現在のディレクトリの内容を確認する用途では非常に便利ですが、サブディレクトリの中身まで含めた「階層構造」を一目で確認する用途には、tree の方が分かりやすい場合があります。

用途としては、次のように使い分けるとよいでしょう。

  • 現在のディレクトリに何があるか確認する → ls
  • ディレクトリ全体の階層構造を確認する → tree

特に、Webサイトやプログラムのプロジェクト構成を確認したり、ディレクトリ構成をドキュメントとして共有したりするときには tree が便利です。

treeコマンドをインストールする

Ubuntu 24.04 LTSでは、tree コマンドをAPTからインストールできます。

まず、パッケージ情報を更新します。

sudo apt update

続いて、tree をインストールします。

sudo apt install tree

途中でインストールの確認が表示された場合は、内容を確認して進めます。

インストールできたか確認してみます。

tree --version

バージョン情報が表示されれば、インストールは完了です。

treeコマンドの基本的な使い方

基本的な使い方は非常にシンプルです。

tree

引数を指定せずに実行すると、現在のディレクトリを起点として、ディレクトリとファイルがツリー形式で表示されます。特定のディレクトリを指定することもできます。

tree /var/www

相対パスで指定することもできます。

tree ./project

ディレクトリの中身が多い場合は、かなり長い結果が表示されることがあります。

そのような場合に便利なのが、次に紹介する -L オプションです。

-Lオプションで表示する階層を指定する

-L オプションを使用すると、何階層まで表示するかを指定できます。

書式は次のとおりです。

tree -L 表示階層数

例えば、2階層まで表示する場合は、

tree -L 2

とします。

例えば、次のように表示されます。

.
├── README.md
├── public
│   └── index.html
└── src
    ├── config.php
    └── index.php

大規模なディレクトリに対して単純に tree を実行すると、大量のファイルが表示されることがあります。

「まず全体の構成だけ確認したい」という場合は、

tree -L 2

や、

tree -L 3

のように階層を制限すると確認しやすくなります。

特にWeb開発のプロジェクトなどでは、最初からすべての階層を表示するよりも、-L を使って必要な範囲だけ確認する方法が便利です。

-oオプションで表示結果をファイルへ出力する

tree コマンドの結果を画面に表示するだけでなく、ファイルとして保存することもできます。

その場合は -o オプションを使用します。

書式は次のとおりです。

tree -o 出力先ファイル

例えば、結果を tree.txt というファイルに保存する場合は、

tree -o tree.txt

とします。

実行後、現在のディレクトリに tree.txt が作成されます。

内容を確認する場合は、

cat tree.txt

などで確認できます。

また、-L と -o を組み合わせることもできます。

例えば、

tree -L 2 -o tree.txt

とすると、「2階層までのディレクトリ構成」を tree.txt に保存できます。

プロジェクトのディレクトリ構成を記録したり、他の人に共有したりするときに便利です。

まとめ

今回は、Ubuntu 24.04 LTSに tree コマンドをインストールして、ディレクトリ構成をツリー形式で確認する方法を紹介しました。

インストールは、次のコマンドで行えます。

sudo apt update
sudo apt install tree

基本的な使い方は、

tree

です。

表示する階層を制限したい場合は、

tree -L 2

のように -L オプションを使用します。

結果をファイルとして保存したい場合は、

tree -o tree.txt

とします。

さらに、

tree -L 2 -o tree.txt

のようにオプションを組み合わせることもできます。

ls コマンドだけでも日常的なファイル操作には十分ですが、ディレクトリ全体の構造を把握したいときには tree コマンドが非常に便利です。

特に、Web開発やサーバー構築を行っていると、プロジェクトや設定ファイルの配置を確認する機会が多くあります。Ubuntuを使い始めたばかりの方にも分かりやすいコマンドですので、ぜひ活用してみてください。

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