フリーランスのトークイベントに登壇しました。


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Web系フリーランスのはじめかた~リアルトークセッション~

先日(2018/12/15)ですが、普段会員としてお世話になっている、コワーキングスペース「OBPアカデミア」さんで、「Web系フリーランスのはじめ方」というトークイベントがあり、パネラーの一人として登壇する機会がありました。

Web系フリーランスのはじめかた~リアルトークセッション:イベントページ

イベントの内容としては、Web関連でお仕事をしている現役フリーランスの3名がフリーランスとしての仕事、生活、プライベートまで話せる範囲で包み隠さず、お話しましょう、というもの。

このような機会に声をかけていただけるのは非常に嬉しく、私の経験が誰かのお役になればと思い、生意気ながらもパネラーをお引き受けしました。今回はパネラー(登壇者)からの視点でのイベントレポートです。

師走の土曜日の夜、参加者は集まるのか?

みなさんが公私ともにお忙しい師走の土曜日の夜という開催日で、果たしてどれだけ参加者あるのかな?と心配になりましたが、最終的には10名ほどの参加者の方にご参加頂きました。OBPアカデミアの会員の方、現在会社員の方、すでにフリーランスとして活躍されている方、学生の方(←学生の時からこういうイベントに参加するって意識高いですね!)まで、多様な立場の方にお越しくださいました。

フリーランスになった経緯、経験、年齢も異なる3人のパネラー

パネラーは普段からお仕事をご一緒にしている、今井 剛さん(スタジオブレーン)と吉積 拓馬さん、そして私・浅川の3名。進行を担当するモデレータは、OBPアカデミアの時任 啓佑さん。

パネラーの3名は偶然にも10才の年齢差がありました。今井剛さんは40代でお子さんを含む4人の家族があり、フリーランスとしての経験も15年以上のベテラン。
最年少の吉積 拓馬さんは、20代の新進気鋭の若手デザイナーとして、今年からフリーランスとして活動しておられます。
そして、私はというと30代半ばで、会社員を10年以上の経験があって、会社員からフリーランスとしての移行に4年ほど試行錯誤した経験がありました。妻は働いてくれているので、夫婦共働きで子供なしという家庭です。

進行役の時任さんからの質問にパネラーが回答するトークセッション

まずは順番に簡単な自己紹介をして、早速、トークセッションに移ります。おそらくフリーランスに少しでも興味を持っている方々が疑問に思うであろうことを時任さんから質問を受けます。

  • フリーランスになって良かったこと、悪かったこと
  • 働き方として気を付けていること
  • スキルや技術の磨き方
  • 仕事の手に入れ方、拡大の仕方
  • コワーキングスペースで働いていることの価値
  • フリーランスになるまでにどんな準備をすべきか

上記のひとつの質問に対して、3名のパネラーが順番に回答しますが、それぞれフリーランスになったバックボーン、経験、得意とする分野が異なるため、回答が似たり寄ったりになることがなく、(自分で言うのも何ですが・・・)とても多様な意見がありました。

私の場合には会社員時代の経験年数の方が長いため、会社員とフリーランスを比較してのメリット・メデリットや、会社員時代に複業的な働き方に挑戦したことの実体験を中心にお話しました。

3名とも共通していたのは、フリーランスとして活動する場合にはデメリットもあるということを、“あくまで実体験でお話したこと”と思います。

例えば、私の経験では会社員時代の方がひとつひとつの仕事(プロジェクト)の規模で比較すると、圧倒的に会社員時代が大きな仕事を担当しておりました。会社員の立場でなければできない貴重な経験をさせていただいたと思っています。
一方、フリーランスになってからは、小規模なお仕事ながら、ビジネスオーナー(事業者)同士で仕事をするため、即断即決で物事が決まり、自分がビジネスを創っていく(動かしていく)という過程を体感することにやりがいを感じています。

私自身の経験から、大きな仕事をしたい、稼ぎたいと思ってフリーランスという選択肢はないと思うと個人としての意見を述べました。どちらの方が良いとかではなく、やりたい方向に進むことが大切ということだと私は双方を経験して思います。

グラフィックレコーディングという、ビジュアルな議事録

このイベントでは、当初予定していなかった、グラフッィックレコーディングも行われました。このグラフィックレコーディングは、OBPアカデミアで講師として登壇されている、奥野 美里さんのご協力により実現しました。

 

グラフィックレコーディングとは、会議での議論やカンファレンスの流れを視覚化し、参加者へ共有する手法です。参加者の思考発話内容をリアルタイムで視覚的にわかりやすく伝えることができるので、学習の理解・アイディア創発・会議での合意形成を促します。

出典:グラフィックレコーディングをやってみよう!ワークショップ 開催レポート〜「3つの筋肉」の鍛え方

発言内容を皆さんが興味を持てるカタチで共有できる技術って素敵ですね。似顔絵が本人と違ってカッコよくなっているとツッコミがはいりそうですが、汗。

最後に

自分のキャリアは自己責任という話がされるようになって久しいですが、やはり、人生は誰にとっても「海図なき航海」ですので、迷い・悩むものだと思います。
これからの時代にどういう働き方が良いか、有利なのか?という視点ではなく、どんな人生を送りたいのか?やりたいことを実現するためにはどうしたら良いか?という視点から働き方を見つめると、意外とうまくいくのではないかと思います。このような機会があって、私も自分自身振り返り、大変良い勉強なりました。

参加者の皆さん、パネラーとしてご一緒した、今井剛さん、吉積 拓馬さん、グラフィックレコーディングをしてくださった、奥野美里さん、イベントの企画と進行を担当してくださった、OBPアカデミアの時任啓佑さん、ありがとうございました。

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