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挫折しない、それが大切だと思います。
私は5年ほど前にWordPressに出会いました。私の場合、サーバーの検証作業が目的だったので、物理サーバーでWordPressが動作すれば、目的を達成したのですが、WordPressの魅力に魅了されて、そこから個人的に勉強を始めました。今ではWordPressの運用・保守が仕事の一部になっております。一応、IT業界で仕事をしておりましたが、Web制作については当時はほぼ素人同然だったと思います。そんな私が色々試行錯誤し、WordPressやHTML/CSS、PHPに関する技術書はおそらく30冊以上!は購入しました。全部自分で試して実際に役に立った書籍をお勧めします。
私がおすすめするのは、1冊目は、”とにかく簡単でわかりやすい” 書籍が良い。ということです。
いざ読み始めてみて、難しくて挫折するくらいなら、1冊を読みきった方が気持ちよくないですか?
それに1冊読めば、ご自身が必要な内容(知識やスキルがある分野とそうでない分野)がわかってくるので、検索エンジンを使っての情報収集の効率も格段に効率的になると思います。
2019年版 WordPressブロックエディタに対応した書籍一覧
2018年の12月にWordPress5.0がリリースされ、エディタ(ページや記事を畫く画面)がリニューアルしました。2019年に入りWordPress関連の書籍も続々と新しい書籍が出版されています。
https://easytouse.jp/2019/05/27/books-compatible-with-blockeditor/
インプレス いちばんやさしいWordPressの教本第3版
対象の方:ご自分の会社やお店のサイトを作りたい方
スキルレベル:初級者(パソコンの入力とインターネットが使える人であれば、OK)
Amazonでベストセラー1位を獲得した、人気のWordPress入門書で、大型書店でもたいてい置いています。最新のWordPress4.x系に対応した改訂版です。前作は使用しているテーマが「BizVektor(ビズベクトル)」でしたが、本作ではテーマが「Lightning(ライトニング)」に変更されました。HTML・CSS・PHPが分からなくても問題なく、サーバーの契約の仕方から解説するので、まったくの初心者の方も勉強しやすい本と言っても良いと思います。
レンタルサーバーは「さくらインターネット」の契約を例として解説されていますが、個人的には、よりサーバーの契約手続&サーバー初期設定が簡単な「ロリポップ!」や「エックスサーバー」を使っても良いと思います。
また、「Lightning(ライトニング)」は有名で人気のWordPress公式テーマですので、情報量がとても多いです。最初に使うテーマとしては現時点で最もおすすめできると思います。この本以外でも情報(カスタマイズ手順などの解説記事など)はWeb上で沢山得ることができます。最初は簡単に導入してみて、徐々に高度なカスタマイズに挑戦できるので、おすすめします。
小さなお店&会社の WordPress超入門 ―初めてでも安心! 思いどおりのホームページを作ろう!
対象の方:ご自分の会社やお店のサイトを作りたい方
スキルレベル:初級者(パソコンの入力とインターネットが使えればOK)
とにかく会社やお店のWebサイトをなるべく早く作りたい!(でも外注できる予算はない!)という方向けの書籍です。特にWordPressの管理画面に苦手意識のある方には”うってつけ”の本だと思います。画面キャプチャを沢山使っているのに、ページ数が少ないので、挫折する可能性が少ないと私は思います。
ただ「Lightning(ライトニング)」のような豊富な拡張機能はありませんので、あくまで「簡単に、早く、安く!」作りたい方向けでしょうか。
世界一わかりやすいWordPress 導入とサイト制作の教科書 (世界一わかりやすい教科書)
対象の方:Web制作を仕事にしたい方
スキルレベル:パソコン操作が問題なくでき、Web技術に興味のある方
先ほどの「インプレス いちばんやさしいWordPressの教本第3版」や「小さなお店&会社の WordPress超入門 ―初めてでも安心! 思いどおりのホームページを作ろう! 」が、主にご自分の会社やお店のWebサイトを作りたい方を対象にしているのに対して、この本はこれからWebクリエーターを目指す方がまず最初に勉強すべき内容を網羅していると思います。後半ではオリジナルテーマの作成の解説もあります。サンプルデータもダウンロードできるので、書籍の操作手順を手元のパソコンで確認でき、学習効果も高いです。
WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)
[amazonjs asin=”4774173800″ locale=”JP” title=”WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書 (Webデザイナー養成講座)”]
対象の方:オリジナルのテーマ作成に挑戦したい方、Webサイトをリニューアルしたい方
スキルレベル:Web関連の実務経験が少しでもある方
個人的に1冊目にするのは少々ハードルが高くなると思いますが、実務経験が少しでもある方や、職業訓練やWebスクールに少しでも通った経験がある方、どうしても最初からオリジナルテーマ制作にこだわる方には、おすすめします。
この本もサンプルデータがダウンロードできるので、手順を確認しながら、制作を進めることで、HTML/CSSの静的サイトをWordPressに組み込む実装方法を習得することができます。
あなたもアフィリエイト✕アドセンスで稼げる! はじめてのWordPress本格ブログ運営法
対象の方:ブログを運営してみたい方
スキルレベル:初級者(パソコンの入力とインターネットが使える人であれば、OK)
この本は会社やお店のWebサイトではなく、個人のブログとして運用し、収益化(副収入)をしてみたいという方におすすめです。ブログはWordPressでなくても他のサービスを使ってもできますが、この本ではWordPressでブログを構築・運用することに特化した内容になっています。この本の読者限定のテーマがダウンロードできるなど、特典も付いていてお得感があります。
私自身もこの個人サイトとフリーランス仲間の複数人で運用しているブログに関わっていますが、こん本を読んだことで抜けていたブログ運用の基礎知識を理解することができたので、感謝しています。
まとめ
私はWordPress関連のコミュニティや勉強会によく参加しますが、WordPressを使い始めたばかりの人が最初からハードルが高いことに挑戦しようとして挫折してしまうケースに遭遇することがたまにあります。遠回りに見えるかもしれませんが、できるところから少しずつ始めて行くと失敗する可能性は少なくなると思います。
自分好みにカスタマイズしたいと思ったら
WordPressの標準機能で自分の思い通りのデザインや機能が実現できたら素敵ですが、どうしてもここを変更したいという場合には、HTML/CSSの知識があった方が良いと思います。宜しければ以下の記事も参考にしてみてください。
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