Ubuntuで「かな」「英数」キーをMacのように使う方法【Fcitx5 + Mozc】

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はじめに

こんにちは。いつもブログをご覧くださり、ありがとうございます。

余っていたデスクトップPCに Ubuntu をインストールして、開発用マシンとして使い始めました。
普段は macOS をメインで利用しているため、最初に困ったのが「キーボード操作」と「日本語入力」の違いです。

特に、

  • コピー&ペーストのショートカット
  • 「かな」「英数」キーによる入力切替
  • 日本語入力のON/OFFの挙動

あたりは、Macに慣れているとかなり違和感がありました。

Ubuntu自体は非常に快適なのですが、キーボード周りの設定を少し調整するだけで、使い勝手が大きく変わります。

今回は、Macユーザーが Ubuntu を快適に使うために行った、

  • キーボード設定
  • 日本語入力(IME)設定
  • 「かな」「英数」キーのMac風カスタマイズ

についてまとめます。

Ubuntuで最初に困ったこと

Ubuntuをインストールして最初に感じたのは、「思った以上にキーボード操作がMacと違う」という点でした。

例えば、コピー&ペーストの操作。

Macでは、

  • Command + C
  • Command + V

ですが、Ubuntuでは基本的に Ctrl キーを利用します。そのため、Macの感覚で操作すると、最初はかなり混乱します。
さらに困ったのが、日本語入力のON/OFFです。

Ubuntu標準の状態では、

  • 「かな」キーを押す
  • もう一度「かな」キーを押す

という “トグル式” の動作になっていました。

Macでは、

  • 「かな」キー → 日本語入力
  • 「英数」キー → 英語入力

と、それぞれ独立しているため、この違いがかなり気になりました。

今回の構成

今回の環境では、以下の構成にしました。

OS

  • Ubuntu 24.04 Desktop

日本語入力

  • Fcitx5
  • Mozc(Google日本語入力ベース)

キーボード設定

  • CapsLock → Ctrl
  • 「かな」→ 日本語入力ON
  • 「英数」→ 英語入力ON

できるだけMacに近い操作感を目指しています。

Macユーザー向け Ubuntu 初期設定スクリプト

Macユーザー向けに Ubuntu のキーボード・日本語入力環境を整えるため、簡易セットアップスクリプトを利用しました。

このスクリプトでは、以下をまとめて設定します。

  • Fcitx5 + Mozc のインストール
  • 日本語入力環境の設定
  • 日本語キーボード配列設定
  • Ubuntu標準IMEショートカットの無効化
  • CapsLock → Ctrl 変更
  • Fcitx5 の初期設定

特に、

  • 「かな」キーで日本語入力
  • 「英数」キーで英語入力
  • Macに近いキーボード操作

を実現したい方には便利だと思います。

以下をターミナルに貼り付けて実行します。

cat <<'EOF' > setup-mac-like-keyboard.sh
#!/usr/bin/env bash
set -e

echo "=== Fcitx5 + Mozc をインストール ==="
sudo apt update
sudo apt install -y fcitx5 fcitx5-mozc fcitx5-config-qt im-config

echo "=== 入力メソッドを Fcitx5 に変更 ==="
im-config -n fcitx5

echo "=== 日本語キーボード配列に設定 ==="
gsettings set org.gnome.desktop.input-sources sources "[('xkb', 'jp')]"

echo "=== GNOME標準の入力切替ショートカットを無効化 ==="
gsettings set org.gnome.desktop.wm.keybindings switch-input-source "[]"
gsettings set org.gnome.desktop.wm.keybindings switch-input-source-backward "[]"

echo "=== CapsLock を Ctrl に変更(Mac/開発者向け) ==="
gsettings set org.gnome.desktop.input-sources xkb-options "['ctrl:nocaps']"

echo "=== Fcitx5 設定ディレクトリ作成 ==="
mkdir -p ~/.config/fcitx5/profile

cat > ~/.config/fcitx5/profile <<'PROFILE'
[Groups/0]
Name=Default
Default Layout=jp
DefaultIM=mozc

[Groups/0/Items/0]
Name=keyboard-jp
Layout=jp

[Groups/0/Items/1]
Name=mozc
Layout=jp

[GroupOrder]
0=Default
PROFILE

echo ""
echo "=== 完了 ==="
echo "一度ログアウトして、再ログインしてください。"
echo ""
echo "再ログイン後、以下を実行して Mozc のキー設定を確認してください:"
echo "fcitx5-configtool"
echo ""
echo "Mozc の設定で以下になっていればOKです:"
echo "かな / Henkan  → IMEオン"
echo "英数 / Muhenkan → IMEオフ"
EOF

chmod +x setup-mac-like-keyboard.sh
./setup-mac-like-keyboard.sh

実行後は、一度ログアウト → 再ログインを行います。その後、以下を実行します。

fcitx5-configtool

Mozc の設定で、

  • かな / Henkan → IMEオン
  • 英数 / Muhenkan → IMEオフ

になっていることを確認すれば、Macに近い日本語入力環境になります。

Ubuntu標準状態よりもかなり快適になったので、Macユーザーの方にはおすすめです。

今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Ubuntu の開発環境に関するブログは引き続き投稿していきます。次回のブログもぜひご覧ください。

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南大阪を中心に活動しているシステムエンジニアです。これまでの経験から、ビジネス課題について一緒になって考え、課題解決のためにサポートさせていただきます。些細なご相談でも構いません。当方に期待することやご相談内容についてお聞かせください。

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