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こんにちは。
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WordPress をコマンドラインで操作するCLIツール「WP-CLI」には、アップデート用のコマンドが用意されています。コアやプラグインのバージョンアップ後に不具合など何等かの理由でダウングレードしたい場合は “–version” オプションを指定して実行することができます。つまり、ダウングレードも可能です。
検証に使ったWordPress環境は以下の通りです。
WordPress Version: 6.8.1
WP-CLI Version: 2.10.0
前提条件
- WordPress サイトに SSH でアクセスできる
- WP-CLI がインストールされている
目次
バージョン指定することでダウングレードも可能
入力例(コア)
wp core update --version=<バージョン> --force
入力例(プラグイン)
wp plugin update <プラグイン名> --version=<バージョン> --force
プラグイン名の部分は実際のプラグイン名に置き換えてください。
例えば、「Contact Form 7」の場合ですと、コマンドは以下のようになります。
wp plugin update contact-form-7 --version=6.0 --force
なお、プラグインのバージョンを確認したい場合には、プラグインページの「開発」のタブで確認することができます。

まとめ
バージョンを指定してダウングレードができるプラグインもありますが、WP-CLIコマンドの方が圧倒的に使いやすいと思います。特にエラーが出ている状態では新規にプラグインをインストールすることがリスキーな手段ですので、WP-CLIコマンドによるダウングレードは現場では比較的よく使う手順です。
参考記事
- WordPress でプラグインをダウングレードする方法
- WP-CLI WordPressコアバージョンをダウングレードする方法
- WP-CLI WordPressプラグインのバージョンアップとダウングレードする方法
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