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こんにちは。
いつもブログをご覧くださいまして、ありがとうございます。
前回、「さくらインターネット・レンサバでシェルスクリプト(.sh)を実行する」という記事を書きました。シェルを実行する時、日本語を扱う場合には、文字コードを変更する必要もありますので、その手順を書き留めたいと思います。
目次
サーバーの設定の前に
ローカルPCからSSH等で接続している場合、端末エミュレータ(TeraTerm, PuTTY, MacのTerminalなど)の文字コードがUTF-8になっているか確認してください。
- Tera Termの場合:「設定」→「端末」→「受信」を「UTF-8」に
- MacのTerminalの場合:環境設定→プロファイル→詳細→エンコーディング「Unicode (UTF-8)」に
- Windows TerminalやPoderosaも「UTF-8」推奨
シェルを csh (Cシェル)に戻す
すでにコマンドを bash に変更している場合には、一旦は cshに戻してください。
csh
なお、bash のままで文字コードを変更する手順を紹介している記事もありますが、私の契約している環境では変更できませんでした。
文字コードの変更
setenv LANG ja_JP.UTF-8
必要に応じて、他のロケール関連変数も同様に setenv で設定できます。
setenv LANG ja_JP.UTF-8
setenv LC_ALL ja_JP.UTF-8
setenv LC_CTYPE ja_JP.UTF-8
- このコマンドは現在のシェルセッションのみ有効です。
- 毎回自動で設定したい場合は、
~/.cshrc
や~/.login
ファイルに追記してください。
例:
echo 'setenv LANG ja_JP.UTF-8' >> ~/.cshrc
シェルを再度 bash に変更
bash
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