いつもブログをご覧くださいましてありがとうございます。浅川です。
去る2024.02.23 (Fri) – 2024.02.24 (Sat)、関西地域では5年ぶりのオフライン開催となるカンファレンス「WordCamp Kansai 2024」 に参加して参りました。今回はそのイベントレポートになります。
今回の WordCamp に参加してくださった方々が色々な角度からすでにブログを書いてくださっています。私のこのブログでは、(普段の私では決して書かない内容になりますが)WordPress のコミュニティに関わって良かったことを書きたいと思います。
目次
WordCamp とは?
WordCampというカンファレンスはローカルコミュニティが運営するカジュアルなスタイルのカンファレンスです。世界中で7500万以上のサイトで使われている無料のオープンソース・パブリッシング・ソフトウェア、WordPress に関連する様々なトピックが扱われるイベントです。
日本のローカルコミュニティーの場合、通常ひとつの地域(東京とか関西といった具合)で1年に1回開催されるイベントになっています。
私が初めて参加者として WordCamp に参加したのは、今から7-8年くらい前だったと思います。
きっかけは、今となってははっきり覚えていませんが、当時は会社員のシステムエンジニアとして働いていた自分が、どこか仕事に満足できずに、外の世界へ刺激を求めていたからだと思います。
最初の2年くらいは1人の参加者として参加し、(今考えると非常にもったいないですが)特に他の参加者の方と交流することなく、セッションを聞いて、懇親会に参加せず夕方には帰っていたと思います。
はじめて「当日スタッフ」として参加したのが、WordCamp Kyoto 2017 でした。この頃からコミュニティーへ積極的に参加するようになっていきます。
2017年当時の「WordCamp Kyoto 2017」の参加レポート
1人で5つの役割を兼務する WordCamp
例年の WordCamp では、実行委員や当日スタッフをするか、スポンサーの一員として参加するかのどれかになるのですが、今回の WordCamp はありがたいことに、実行委員の他に登壇者としてお声がけいただきました。「いつかは自分も登壇してみたいな、」と思っていたのでとても嬉しかったです。
その後、コントリビューターデイの「テーブルリード(参加者の方にアドバイスするメンターのような存在)」にも選んでいただき、役割が増えました。
その他にも私のOSS コントリビュート活動を支援していただいている、株式会社Webの相談所がスポンサー出展することも決まったり、
「LT(ライトニングトーク)にもぜひ」とのお話もあり、あっという間に以下のような役割になりました。
- 実行委員/スポンサーチーム
- コントリビューターデイ・テーブルリード/Support
- スポンサー企業の中の人として/Webの相談所
- セッションディ・スピーカー/MW WP Formについて
- ライトニングトーク・登壇者/サポートフォーラムについて
お声がけしてくださったことは光栄なことで、とても嬉しかったのですが、当日を迎える前にオーバーワークになって潰れてしまい、「皆さんにご迷惑おかけすることがないようにしないといけない」と気を引き締めました。
至らぬ点も多かったと思いますが、お引き受けした役割をやり遂げることができたと思います。
WordCamp を終えた今、「やったー!良かった、良かった」とほっとしています。
WordPress コミュニティは学生時代の部活動のような存在
私なりの表現ですが、WordPress コミュニティは学生の部活動のような存在だと思ったりします。学校の授業はカリキュラムがありますが、部活動の場合は各々好きなモノを選ぶと思います。
やっぱり好きな者同士が集まれる存在というのは、いいですよね。
新参者だと思っていた私も気がつけば、もうすぐ10年近く WordPress コミュニティに関わっていることになります。
コミュニティに参加した当時は会社員という立場で、企業向けのシステム導入する仕事をしていた私が、Web系へ、そしてフリーランスに転向することになるので、人生はどうなるかわかりません。
それはさておき、ある程度の期間、コミュニティに参加していると、お友達になる人も多くなります。仕事でも接点のある方もいれば、コミュニティの時に顔を会わせて、雑談を楽しむこともあるという感じで様々。
仮に、コミュニティ以外では普段は顔を合わせない方でも
- 転職しました
- 子供が生まれました
- 子供が受験に合格した
- 娘が結婚する
- 私も孫ができた
と近況を伺うことができて、素直に嬉しかったです。
同じ波はもう来ないかもしれない?今を大切にしよう
サーファーということではありませんが、良い例えだと思うので自戒の念も込めて。
「同じチャンス(機会)が巡ってくることはないかもしれない」ということです。
ご存知の方も多いと思いますが、WordCamp に限らず、大規模なカンファレンスイベントの登壇は、希望すれば必ずできるわけではありません。
実行委員やスタッフ、テーブルリードなども同じで、必要な定員もありますし、希望者多数の場合には選考があったりします。
ですので、チャンスがあったり、お声がけをいただいた時には、無理をしない範囲で積極的に参加する気持ちを私自身もこれからも持っていたいと思います。
もちろん、皆さんそれぞれにお仕事の都合もあるでしょうし、ご家族との時間も大切です。何かを犠牲にする必要はないのですが、少しでも興味や関心があるなら、躊躇や遠慮する必要はまったくないです。
かつての私のように「私にはまだ早いかな」と思って、遠慮している方に届いてほしい。
ぜひ、ほんの少しの勇気をもって踏み出してほしいです。
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