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WordPressのセキュリティに関する書籍が発売されたので、そのレビューを書きたいと思います。結論から言うと、WordPressを使ってサイト制作を生業にしている方や、企業のWeb担当の方は購入しても損はないと思います。
目次
WordPress セキュリティ大全
特徴1:セキュリティ対策とは何か? がしっかり解説されている。
セキュリティ対策の基礎知識、必要性、WordPressサイトが狙われやすいという事実も紙面を使って解説されています。万全なセキュリティ対策はないと前置きして上で、WordPressの場合にはセキュリティ対策を含む保守運用をご自身で行う必要性があり、ブログ執筆だけに集中したいと思われたり、面倒に感じるのであれば、別サービスを使うことも勧めています。
特徴2:有効なセキュリティ対策を紹介されている。
著者の方がこれまでの経験に基づき、現時点で有効と思われるセキュリティ対策が紹介されています。WordPrss本体および、テーマやプラグインのバージョンアップ重要性、パスワード管理、セキュリティ関連のプラグインの導入および設定、レンタルサーバーでのWAFによる対策など。
初めての方でも手順で迷わないように適宜、操作画面付きで紹介されています。特に、セキュリティを強化できるプラグインとして、「SiteGuard WP Plugin」や「Wordfence Security – Firewall & Malware Scan」が手順付きで解説されています。これらのプラグインを使いたいと思われた中には、プラグインの設定が複雑、管理画面が英語ということで挫折した方もいると思いますので、非常に参考になると思います。
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