「WordPressのやさしい教科書。手を動かしながら学ぶ実用サイト作りと正しい運用」読んだ感想

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前回のまとめ記事でも紹介していますが、今回はもう少し詳しく感想を書いておきたいと思います。

 

【まとめ】WordPressブロックエディタ対応の入門書 2019

WordPressを初めて触る方も迷わない工夫

仕上がりを確認しながら学習できる

これからWordPressを始める方にはぜひ手元に置いて欲しいなと思います。実際、初心者の方が悩んだり迷ったりすることがないように工夫されています。

デモサイト(見本サイト)があり、実際の仕上がりイメージを確認でき、サンプルコンテンツもダウンロード可能です。

実際に初心者の方の中には、書籍を購入した方もいれば、有償のテーマのデザインを気に入って買ってしまったが、いずれもイメージ通りにできないという漠然としたお悩みが多いです。
その多くは仕上がりが確認できない、サンプルのコンテンツを使えない状況も多いようで、自分の操作手順が正しいのか、誤っているのかがそもそも確認しづらく、「手本を見て作ってみても上手くいかない」と考えてしまう方、挫折してしまう方も多いのではと思います。本書の場合には、見本サイトを見ながら(確認しながら)、ご自分でWordPressを操作できる点が優れていると感じました。

WordPressの構成におけるテーマの位置付け

この他にも普段WordPressを仕事で使っている制作者やヘビーユーザーには当たり前のことでも初心者の方は迷われるであろう、基礎知識についても丁寧に解説されています。

ひとつだけ例をあげると、テーマの仕組みを解説しているChapter4では、以下のような解説があります。

テーマ: 外観や機能の一部を設定。1サイトで1つを利用
プラグイン: 機能を設定。1サイトで複数利用可能

WordPressに慣れ親しんだ方には説明不要の常識かもしれませんが、初めて使う方にとっては大変重要な情報であり、最初に理解しておく必要があります。

失敗のリスクが少ないカスタマイズや機能拡張の方法が解説されている

これからブログやホームページを始めたい方のニーズにあったプラグインやカスタマイズの方法が解説されています。この点もお勧めだと思います。Chapter5,6

追加CSS

WordPressの初心者の方であっても、できることなら自分好みにカスタマイズしてみたいとお考えでしょう。そうした場合でも安全にカスタマイズする方法として、テーマのカスタマイザーの中にある「追加CSS」でCSSカスタマイズする手順が説明されています。

Instagramフィード

人気のInstagramなどSNS連携についても解説されています。ショートコードの値を変更すると表示するフィードのレイアウト変更できるという部分まで丁寧に解説されています。

 

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